ユメ十夜(ユメじゅうや)は、2007年公開の日本映画。
夏目漱石の小説「夢十夜」を原作とする、11人の監督(うち一組は共同監督)によるオムニバス作品。
出演 : うじきつよし 中村梅之助
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10 Nights of Dream (2007) / ユメ十夜のあらすじ
寺の長い廊下を、ひとりの男が来る。男はこの寺に参禅にやって来た。一室に入り、男は坐る。フイに和尚が現れて、お前は侍である、と言う。なるほど、男は侍姿になっている。和尚は、侍なら悟れぬわけがない、悟れぬところをみるとお前は侍ではない、人間の屑だ、と言う。男が怒ると、悟った証拠を持ってこい、と言った。和尚はフイに消え、部屋の大名時計が刻を打つ。男は、時計が次の刻を打つまでに悟って見せる、悟りと引き換えに和尚の首を取ってやる、と誓う。男は結跏趺坐を組む。悟れぬ時は、死ぬ。座布団の下には朱鞘の短刀が隠してある。悟ろうとするがなかなか悟れない。和尚が、障子に穴を開け、覗き見て笑う。視界がぼんやりしてきて奇妙な具合になるが、悟りとは違う。遂に、時計が鳴る。男は、切腹しようとするが出来ずに絶望する。和尚は、男の傍らに立ち、それでいいのだ、と言った。
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