Punishment Room (1956) / 処刑の部屋

『処刑の部屋』は、(大映)1956年(昭和31年)6月28日封切映画の石原慎太郎の同名小説の映画化作品。

市川崑監督の大映入社後の第1作。川口浩の初主演作品でもある。石原原作の小説を映画化した『太陽の季節』や『狂った果実』とともに「太陽族映画」と呼ばれた。

キャスト:川口浩 若尾文子 宮口精二 岸輝子 川崎敬三 梅若正義 小高尊 平田守 山崎直樹 瀬戸ヱニ子 中村伸郎

Punishment Room (1956) / 処刑の部屋のあらすじ

島田克巳(川口浩)はU大の大学生。銀行員で胃病に苦しみながら職務に奮励する父を蔑み、夫や子の顔色を伺いながらただ静かに暮らすことを願う母に苛立ち、名を売ることに忙しい教授に反抗する。克巳は、捜しているものを見つける為にやりたいことをやると、学友の伊藤や良治らとダンスパーティを開催して金を稼ぎ、J大生との喧嘩に熱中する。大学野球リーグ戦でU大が優勝した日、熱狂した学生でごったがえす新宿の盛り場で、克巳は、伊藤に誘われK大の女子学生・顕子に睡眠薬入りのビールを飲ませ犯す。顕子は克巳を愛するようになるが、克巳は、恋愛ごっこに興味はないと冷たく突き放す。卒業を控え、就職先の内定を取付けた良治は変貌した。克巳は、良治が企画したダンスパーティでJ大の竹島に収益金の強奪を誘いかける。竹島は克巳の計画通りに強奪を実行し、事を荒立てたくない良治は竹島の要求にすんなりと応じた。竹島らが屯する酒場。克巳が、奪った金を返せと竹島に迫る。良治に叩き返して縁を切るためである。乱闘になり、偶然やって来た顕子が、克巳に侮辱され克巳をナイフで刺す。皆は逃げ、克巳は血まみれの体を引きずり露地に這い出る。その時克巳は、捜していたものに近づいていると感じていた。

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