Jokyo (1960) : 女経 第二話 物を高く売りつける女

増村保造、市川崑、吉村公三郎のオムニバス映画。第二話 物を高く売りつける女を市川崑監督が担当。

監督:市川崑
出演: 山本富士子 船越英二 野添ひとみ 菅原謙二 潮万太郎 大辻伺郎

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Jokyo (1960) / 女経 第二話 物を高く売りつける女のあらすじ

失踪中の流行作家・三原靖(船越英二)は、海岸の砂浜に伏していた。三原が虚ろな視線を上げると、着物姿の女(山本富士子)が静かに立っていた。別の日も、三原は女と出会う。女は砂浜で死んだ夫の手紙を焼いていた。妖しげで美しくしとやかなその風情。三原はとある別荘の前でまた女と出会う。女は、三原をひとり住まいの家へ上げ、風呂に入れ、裸身になって三原の背中を流す。じきにこの家を売らねばならない、と女は言う。三原は、女が好きなだけここに居られるようにとその家を買う。売値600万、手付け100万円。契約を交わすと女は姿を消した。女の名は土砂爪子。不動産や自動車を売って仲介業者から手数料を取る、税金の掛からない裏商売を生業とする伝法な女。爪子に惚れた三原が、爪子の居所を突き止めやって来る。三原は、家を又売りして儲けたという。爪子は、今度は高い婚姻届を売りつける。

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